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2018年4月11日


とりびんやでー。
1年以上続いた第十話も無事終了、御愛読感謝や。
会社と家庭と創作、酒とイッヌとやきうで毎日大忙し。
いや、それほど忙しくないかもしれへん。
朝は8時過ぎに家を出て、18時前には帰宅、睡眠8時間。
田舎在住民は、時間の流れが遅い世界に生きとるんやろな。

さて、告知にも書いたけど、侠を無期限休載するやで。
第十一話の大プロットはとっくに準備出来とるんや。
せやけど、奢侈怠惰に耽溺したい時期ってあるやん?
言い方を変えれば、たるいからサボりたいってこっちゃ。
社会人が趣味漫画を毎週10頁前後更新って、ワリとキツいんやで。

とはいえ、創作は私にとって人生最大の楽しみ。
なので、私のリフレッシュゲージがMAXになれば、連載再開や。
ちなみにリフレッシュゲージはマスクデータなんやで。
時間経過でゆっくり回復するやけど、アイテムでも回復するんや。
その特殊アイテムは、FA(fan art)っちゅーねん。
※フリーエージェントとか、それ系のボケは滑るから自重するんやぞ。
特殊アイテム次第で、休載期間は凄まじく短縮されるんや。
この意味分かるか?
私は信じとるで^^
2017年2月1日


こんばんは、tory_binでございます。
最近、FF14(ネトゲ)を引退しました。
年々自由時間が減って行くよ、とほほ。
創作活動だけは最後まで続けて行くつもりだけど、どうなる事やら。

ともあれ、第九話が終わったので一旦休載です。
第八話→第九話の時ほど間は空けたくないんだけど、リアルとの兼ね合い次第だね。
人口に膾炙されずとも、多くの人に長く楽しんでもらいたいと思っているよ。

てか、冗談抜きにFAが大きな原動力。
頂いた誕生日FAを励みに、第十話に向けて鋭意努力しているところです。
描いて下さった皆様方、この場にて心より御礼申し上げます。
感謝、ただ感謝するばかりであります。
描かなかった人はマジ反省して。

さてここからが本番なのですが、第九話終了に伴い、ある数字に到達しました。
そう、登場人物紹介の対象となるキャラが27人となったのです。
27という数字を聞けば、私のやりたい事はお分かりですね。
はい、その通り。

「侠」の登場人物で打線を組みます。

27人なので3チーム。
金門派、武陵派、天義会がいい感じですかね。
どれにも属さないキャラは、それっぽいところへ適当に入れました。
紳士しかいない筈のチームに、賭博やシャブをやっちゃう人もいるんだからOKでしょ。
では、まず金門派から。


@福州金門カープ
打順 守備 名前 備考
1 2B イリナ 首位打者候補
2 SS 花雪紅 俊足の技巧派
3 3B 林守信 トリブルスリー
4 1B 花必武 武林の主砲
5 CF 花星川 未来の4番
6 LF 段空雅 トリックプレー
7 RF 史徳源 物足りない
8 C 張顕庸 打てる捕手
9 P アマリア ポルトガルボール1号

チーム名は気分です。
主人公側のチームだし、正義であるカープとする事は自然ですね。
上位打線は優秀で、クリーンナップの破壊力は文句無し。
下位打線もそれなりで、攻撃力に隙らしい隙は無い。
外野両翼にやや緩慢さがみられるが、全般的に守備も安定している。
エースのアマリアが唯一の不安材料。
持ち球は、ポルトガルボール1号のみ(2号は無い)。
かつては世界に通用する魔球だったが、今は陳腐化してしまった。
乱打戦に持ち込めば俄然有利か。


A太湖武陵マリーンズ
打順 守備 名前 備考
1 CF 江文烈 3年連続盗塁王
2 2B 范翠 小技が光る
3 RF 劉環環 状況判断抜群
4 P 張全福 武林の二刀流
5 LF 羅威 選球眼良し
6 1B 姜虎 一発が魅力
7 SS 周瑠 意外性の男
8 3B 魏鉄漢 親は名選手
9 C 隠元隆g 守備陣の要

太湖だからマリーンズでしょ。
って思ったけど湖なんだから海じゃなかった。
所属未定の補充メンバーが多くて弱いか、と思ったら意外と面白い。
打線は4番以外やや小粒も、全体的に癖のある選手が多く、効果的な攻めが期待出来る。
機動力のある選手を、スーパースターの4番が返すというのが得点パターン。
下位打線も長打力があり、気の抜けるところが無い。
守備は極めて固く、二刀流のエースは球界の宝。
1チームだけDH制を採用しているような感じで、ある種チート。
優勝候補筆頭か。


B天義会ジャイアンツ
打順 守備 名前 備考
1 CF 石広平 守備率一位
2 1B 丁世英 ガラスの巧打者
3 RF 謝学忠 5ツールプレイヤー
4 LF 徐祥熙 レジェンド
5 3B 周鶴芝 チームバッティング
6 C 孟鳳 最優秀バッテリー賞
7 P 孟龍 最優秀バッテリー賞
8 SS 孟龍(偽) 無能
9 2B 孟鳳(偽) 無能

天義会はジャイアンツ以外考えられなかった。
戦力としては、10年連続Bクラス確定と言える代物。
中軸はオールスター級選手だが、戦力外レベルの選手を使わざるを得ない状況だ。
全体的にスペ体質で、離脱しないまでも古傷を持つ選手も多い。
とはいえ勝利に貪欲な球界の盟主であり、場合によっては球審の買収も辞さない。
ただ、ノーサインで意思疎通可能なバッテリーは、他球団の大きな脅威。
バッテリーが抑え、上位打線で得点を稼げれば、勝利の方程式も作れるだろう。
しかし、ネックとなるのが攻守ともに無能な香主じゃない二人。
ドラフトでの即戦力内野手の獲得が望まれるところである。



以上です。
我ながら、自分の人生において一番無駄だと思える文章でした。
ドロップアウトしたみんな、すまんね。
そして、全部読んでくれた人はありがとう。
てか、こんなもんを全部読むとか、さすがに暇すぎるやろ。
2015年11月25日

皆様、tory_binです。いつも御愛読ありがとうございます。
三年以上続いた侠の第八話が終わりました。
第八話だけで「戯画バイト+われ望む」以上の量になります。
読者諸兄に楽しんで頂けたのならば、嬉しいです。

さて、私は休載の都度、FA乞食をしています。
正直なところ、創作再開に自分を追い込むためでもありました。
特にこの1年間は生業多忙にて、無理をして、連載しています。
削ってはならない部分の私生活を削っているため、支障さえ出ています。
当然ながら、好ましい状況であるとは言えません。

第八話終了をもって休載しますが、従来とは異なる点がございます。
今回の休載においては、再開時期は完全に未定です。
私の創作スケジュールにおいて、プロットは三段階で構成しています。
第一段階は連載開始前に完成済みです。
第二段階は各話開始前に、第三段階は更新予定日の十週前に完成させています。
この1年間は、第三段階の自転車操業であった訳です。
現時点で第九話の第二段階が未着手という状況から、お察し頂きたく存じます。

無論、休載期間の長期化は、望むところではありません。
そのためには、更新するための下準備を地道に続けるしかありません。
とはいえ、孤独な下準備の作業には、いずれ辟易し始めるでしょう。
定期的に、モチベーションを上昇させる必要があるのです。
そこで、FA乞食以外に、キャラクター投票のコンテンツを用意しました。

今回は、FAを賜れば更新、等とは、残念ながら明言出来ません。
我ながら厚顔ですが、それでも皆様方からの暖かい応援を期待しています。

一日でも早い再開に努めますので、その際はまた読んで頂ければ、幸甚に存じ上げます。

2014年12月24日

メリークリスマス! んでは、休載します。
年末年始に定期更新出来るほど、時間にも体力にも余裕がないのですよ。
恒例なので、休載ついでにFA(※)乞食もしておきますね。
さて、本作の初更新は2010年の1月21日。
約1ケ月後には連載開始5周年を迎えるわけです。我ながらよく続いています。
5周年を祝してのFAくらい、期待しても良いのではないでしょうか。
先月末、3連休に関東へ行く際にFAが来なければ休載と作者コメントしました。
予想外にも本当にFAを賜り、少ない時間で何とか更新までこぎつけました。
何を言いたいかというと、私はFAに関しては有言実行だという事です。
実のところ、今の仕事で脳を酷使している事もあって、最近怠惰欲が惹起しています。
年末年始は当然として、脳の疲労回復までもっと長く休みたいというのが本音です。
何もなければ、おそらく半年とか1年単位での長期休載になるでしょう。
ここまで書けばお分かりと思いますね。
そう、何もなければ、です。
差し当たり、以下に必要情報を記載致します。
皆様からの暖かい(そして形ある)応援を、お待ち申し上げます^^



※FA
FAとはファンアート(fan art)の略称であり、広義には他者の一次創作物(通常視覚情報を有する)を基としたアート全般を指します。ここで述べる狭義としては、tory_bin名義での一次創作物(下記参照)を基にしたイラストの類をいい、これには漫画、いわゆるファンコミック(FC:fan comic)も含まれます。



対象作品としては、下記作品が挙げられます。


tory_bin作品一覧
われ望む(完結)
(連載中)
戯画バイト(完結)
Asako&Kazuo(完結)
Syndrome(完結)
Kazuo&Asako(完結)

もしFAを賜れるならば、授受には以下の場所を御利用下さい><
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2014年8月6日

私事ながら、転職から1年を経て、最近多忙になりつつあります。
具体的には社命による研修会やセミナーへの参加、補完教育の受講等なのですが、これが漫画更新に支障を来たし始めているのです。
拙作程度の内容であっても、歴史系の長期連載創作物である限り調査や考証は必須で、それに加えて考証結果に基づいてネームを構築するとなると、思考が自由な時間の多くを創作活動に割いている事になります。
生業の知識習得が現状では最優先事項となりますので、そこを疎かに出来ない以上、ここに至って毎週更新の継続が限界に達した次第です(先月頂いたFAの力で、最近数回は無理をして更新していました)。
個人的な娯楽や怠惰を我慢して学習に勤しむならば、最短で1ヶ月強くらいあれば再開が可能でしょうか。
とはいえ私も人間ですので、リフレッシュ無しの精神酷使は苦痛を伴いますから、最短での再開は正直困難だと考えています。
2ヵ月後、3ヵ月後、或いはそれ以上を要する可能性もあるかもしれません。
別の形で精神が癒されるのであればその限りではないのでしょうが、仮に1ヶ月強先を9月11日と仮定した場合、おや、何という事でしょう。
偶然にも、9月11日は私の誕生日ではありませんか。
これはFA(※)によるリフレッシュが必要だという、天の囁きに違いありませんね。

※FA
FAとはファンアート(fan art)の略称であり、広義には他者の一次創作物(通常視覚情報を有する)を基としたアート全般を指します。ここで述べる狭義としては、tory_bin名義での一次創作物(下記参照)を基にしたイラストの類をいい、これには漫画、いわゆるファンコミック(FC:fan comic)も含まれます。



対象作品としては、下記作品が挙げられます。


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われ望む(完結)
(連載中)
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※追記
先般コメントで人気投票の実施を御提案頂きました。
以前、投票結果を元にスピンオフ漫画を描きましたが、楽しかったと記憶しています。
再開時に、状況次第で、それの2回目を実施したいと考えています。
具体的には、リフレッシュ度が高い状態であれば、その余力があるのではないでしょうか。
皆様から愛のリフレッシュFAを賜ります事、心よりお待ち申し上げております^^

2013年10月17日

創作は、私にとって終生の趣味だと思っています。
製作の労苦こそあれ、生み出したものが形作られ、いつしかそれは完成する。
作品が完成した時点で自己完結する、ある意味自己満足そのものの喜びです。
その自己満足に、読み手という存在は介在していません。
事実、元々私は一部の身内にしか創作物を見せていませんでした。

私が不特定多数に創作物を公開したのは、初めは実験的な気持ちからでした。
そしてそれは望外に受け入れられ、多くの方々に楽しんで頂けました。
楽しんで頂けたからこそ、作品公開を続けて来られたのだと思います。

しかし、われ望むの連載開始以降、ネガティブな反応が増えてきました。
不特定多数に公開されている以上、作品に様々な反応があるのは当然です。
ただ、私はポジティブな気持ちになって頂くために作品を公開しています。
少なからぬ方々が自分の創作物によってネガティブな気持ちになる。
それは、私が作品を公開する動機を根本から覆すものでもありました。

創作物から生じた結果は創作物、そして作者である私に起因します。
自作品で他者の不快を惹起しないよう、不特定多数への公開を自重すべきか。
この半年間、私はそのように考え続けてきました。
結論から申し上げるならば、現在は侠の連載再開に向けて準備中です。
しかしながら、連載再開後に上記懸念が払拭されないなら、再検討します。
その時は新都社に来る前、身内等クローズドな環境でのみの公開に戻るつもりです。

ほとんど全ての人が自作品でポジティブな気持ちになれる。
私自身が、そう確信出来るようになりたいと願っています。
乱文、失礼致しました。

2013年9月11日

「われ望む」完結です。
御愛読ありがとうございました。
そして本日9月11日は私の誕生日です。
♪ハッピバースデーツゥーミー。
なので誕生日プレゼントにFA(※)を下さい。
完結したんだからそれくらい言ってもいいじゃないですか!

※FA
FAとはファンアート(fan art)の略称であり、広義には他者の一次創作物(通常視覚情報を有する)を基としたアート全般を指します。ここで述べる狭義としては、tory_bin名義での一次創作物(下記参照)を基にしたイラストの類をいい、これには漫画、いわゆるファンコミック(FC:fan comic)も含まれます。

「われ望む以外の漫画ならFAを描いてもいいんだけどなあ」
もちろん大歓迎です!

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われ望む(完結)
(連載中)
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Asako&Kazuo(完結)
Syndrome(完結)
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※追記
「侠」の創作再開後における作品公開方式について(FF14とは無関係に)只今検討中です。
結論は1ヵ月後くらいに本雑記にて報告したいと思っています。
FAがその検討内容に多大な影響を及ぼすかもしれません(及ぼさないかもしれません)。

何はともあれ、重ねて、御愛読ありがとうございました^^
2013年8月23日:FF]W新生エオルゼア

皆様こんにちは、tory_binです。
前回のPC新調検討に関する雑記更新の数日後、ちょっとした事件がありました。
8/8にFF]W新生エオルゼア開発者レターライブ中継が行われたのですが、私はニコニコ動画の生放送で視聴せんとして(アニメ視聴のために五百円会員になっています)開場と同時に飛び込み、見事アリーナ最前列を確保したと喜んだ瞬間、画面がフリーズしてPCがシャットダウンしてしまったのです。
パニックどころの騒ぎではなく、発狂寸前の体でメインPCのシステムを確認した結果、あろう事か自慢の馬鹿でかいGPUが死んでしまったらしく、フルHD表示すら出来なくなってしまいました。
こうなるとPC新調計画も白紙に戻さざるを得ません。
盆休みを挟むこの時期、悠長にPCを組んでいては最悪8/16からのFF]Wのオープンベータまでにプレイ可能なPCが納品されない可能性まで考えられ、それだけは何としても避けなければなりません。
そこで急遽ドスパラの2日間納品シリーズのBTOで発注する事になりました。
スペック的には前回雑記の案Bをややコストアップした感じで、ついでにGPUがぶっ壊れた旧メインPCをクリスタ作画用に転用すべく交換用GPUとしてGeForce GTX650、もう一つついでに液晶ディスプレイも1台注文し、20万円くらいの出費になってしまいましたが、おかげさまで無事オープンベータに間に合いましたよ。
現在我が家ではデスクトップPC4台をメイン、作画用、XPマシン@、同Aの順で一列に並べて運用しているわけですが、他にも最近遠出が少ないために埃をかぶっているネットブック、レトロPCゲー用のMEマシンも現役であり、もう1セットあったのですが、場所を食うのでこれを機に廃棄する事にしました。もったいない。


何はともあれ、8/16〜8/19のオープンベータを堪能しました。月曜日である8/19は出勤日なのでプレイ出来なかった事が心残りではありますが、2日間のカジュアルな野良パーティプレイの中で、ファイター系の人気おしゃれ装備であるストライカーシリーズ4点をダンジョン宝箱から発掘して(ダイスロールにも勝利して)無事揃えられました。
現在のキャラクター情報は以下の通りです。




私の分身である【Tory Bin】(アンダーバーが無いところがポイント)は弓→吟遊詩人をメインとして育成中であり、ラムウ鯖で遊んでおられるタンクさんやヒーラーさんがいらっしゃいましたら、是非一緒に冒険しようではありませんか。
ちなみにゲーム内の私はFA乞食に加えてギル乞食やレアアイテム乞食の特性も兼ね備えておりますので、その旨宜しく御了承下さい^^


2013年8月5日:近況とPC新調とFF14


無事に意中の会社への転職にも成功し、6月頭からそこに籍を置いております。
tory_binです、皆様こんにちは。
さて、現在我が家では4台のPCを運用(所有は5台)しているのですが、1台は外出時用のNetbook、1台はWin98以下ソフト(英語版M&M6〜7、日本語版Ultima1〜7、英語版NWN、日本語版wizardry8、日本語版ランス4.1等)仮起動用のWinMeマシン(ディスプレイはCRT)であり、実質的に日常で用いているメインマシンは2台となります。
この2台を高スペック順に1st、2ndと呼ぶ時、1stはゲーム等の趣味用、2ndが作画用に使っているわけですが、最近この2ndに問題が生じるようになりつつあるというか、ぶっちゃければクリップスタジオの重さに耐えられていないレベルでのスペック不足を露呈しつつあるのです。
そもそも2ndとは言いつつも、1stの前に用いていたPCは再起不能に大破してしまい、購入順で考えれば、この2ndは実質的に3rdマシンと呼んでも過言ではなく、積んであるGPUもよく分からない7年前の代物で、最新のオンボマシン未満の性能しかないのではないかとすら考えています。
そこでPC購入検討なう、なのですが、購入するにあたってもう一つだけ考慮すべき条件があり、そう、今月サービス開始予定の【FF14新生エオルゼア】です(私はラムウ鯖で名前はおそらくTory Binになると思います)。
現在の1stでもFF14ベンチマーク結果は最高品質で【非常に快適】ではあるのですが、1stがゲーム用、2ndが作画用となる事は確定的に明らかですので、せっかく購入するのであれば今以上にぬるぬる動く環境でエオルゼアを冒険したいではありませんか。
きちがいGPUのTITANを4枚挿すとかいう超廃スペックPCを作るとかいうネタは考えておりませんで、あくまで現実的な予算で、打算的かつ効率的なPC構成を考えているのですが、一向に結論が固まりません。
現在候補としている大雑把な案は以下の通りです(OSは全てWin7Home64bitを想定)。
ちなみに私は本物のメカ音痴(番組録画や空調機操作は無論出来ず、過去未所有なので携帯電話すら使い方を知りません)であり、PC知識をここ2日で調べただけのニワカですので、おそらく考察内容に失笑レベルの思い違い等があると思いますが、その辺については生温かい目でお見守り下さいますよう、宜しくお願い致します。
お詳しい方がいらっしゃいましたら、当サイトの掲示板や私のツイッター等にアドバイスを頂ければ幸いです。


案@:クリップスタジオ対策特化廉価版
【CPU】Core i3もしくはCore i5から適当に
【GPU】GeForce GTX650
【メモリ】8GB(4GBで充分?)
【SSD】無し
【HDD】1TB(500GBで充分?)
【電 源】500W(80PLUS)
【光学D】DVD
作画目的を達成する必要最低限の構成で、大きく出費を抑えた低価格版です。特にこだわらなければ6万円台でビルド出来そうなところが最大の魅力ですが、FF14は既存の1stでプレイする事になり、わくわく感が皆無であるのが問題です。


案A:省電力微妙スペックアップ版
【CPU】Core i7-4770S
【GPU】GeForce GTX660
【メモリ】16GB(8GB×2)
【SSD】無し
【HDD】2TB
【電 源】700W (80PLUS GOLD)
【光学D】BDD
ここから1stの切り替えが生ずるので(この場合、今の1stが作画用にスライドします)、CPUは第4世代のHaswellを搭載したいところです(不安な情報も耳にしましたが)。GTX660は費用対効果に優れた省電力形のGPUで、現在の1stに比べて性能は同等もしくは微増程度ではあるのですが、CPUとメモリの強化(12GB→16GB)を含めれば、実使用時に性能アップは体感出来るようになっていると思っています。HDDは2TBも必要なく、BDDがDVDでも特に問題はありません。電源はおそらく500Wで大丈夫と思いつつも、念のために700Wを選択します。価格は概算で12万円台でしょうか。


案B:中途半端スペックアップ版
【CPU】Core i7-4770
【GPU】GeForce GTX760
【メモリ】16GB(8GB×2)
【SSD】128GB(東芝)
【HDD】2TB
【電 源】700W (80PLUS GOLD)
【光学D】BDD
上記の通りGTX660の性能そのものは既存1stに搭載しているGPUと同等であり、FF14の前回ベンチマークはCPU依存が強かったものの、最新ベンチマークはGPU重視になっており、本サービス時のクライアントも最新ベンチマークの傾向に準拠すると推察するに、どうせ購入するならばGPU性能も既存品より明確に高いものを、と考えてしまうわけです。そして、どうせスペックアップするならシステム読み込みを速くするという謎の新記憶媒体SSDを組み込みたいかな、と考えてしまい、見積額がじわじわ上がっていくわけです。このあたりから電源は500Wだとキツい気もしますので、700W以上は必須でしょうか。おそらく15万円前後になると予想されます。


案C:準ハイエンド仕様(TITAN未使用)
【CPU】Core i7-4770K
【GPU】GeForce GTX780
【メモリ】16GB(8GB×2)
【SSD】128GB(東芝)
【HDD】2TB
【電 源】1000W (80PLUS GOLD)
【光学D】BDD
TITINみたいなマニア御用達ぼったくりGPUとか無いから、とか言いつつGTX780も1枚9万円弱と、改めて考えてみたら決して安い買い物ではありません。と言いますか、それだけの金額があれば中の下スペックのPCが1台組めてしまいます。しかしながらTITANの約9割、現行1stの倍以上という超性能はやはり魅力的で、大概のゲームなら5年は最高品質のまま、10年近く経っても推奨スペックを満たしたまま運用出来そうです。20万円を越えてしまうのはほぼ確定ですが、5年で組み直すところを10年スパンに延長出来るならば、こちらの方が高い経済性を持っているとも考えられるのではないでしょうか。故障が無い、という奇跡が前提となりますけどね。


追記
視聴する夏アニメは春から半減して5本になりました。
わたモテと鯖は毎週超楽しみに観ています。
ラボはニコニコなので、毎週1週間以内に忘れないよう観ています。
京アニホモは嫌いではないのですが、何となく4話以降録画放置状態。
有頂天はテキストと脚本が苦手で、PA信者な私ですが3話以降録画放置状態。
FF14が本稼動すると、未視聴状態が更に加速しそうです。
なので、皆様もラムウ鯖へおいでませ。



2013年7月3日

最近、週末は世界平和の為に忙殺されています。
具体的にはエオルゼアの危機を救っています。
オンラインゲーム「FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア」なう^^

実のところ正式サービスはまだで、現在はCβフェーズ3の段階です。
何というか、面白すぎて危険がピンチなレベルなのですよ。
あ、漫画製作の余剰時間しか充てませんよ、念の為。

本当はバトルローグをやりたかったのですが、本作にローグは未実装。
ですので、現在はラムウ鯖でVIT極弓「Tory Bin」をプレイしています。
近々Oβ、そして正式サービス開始となるわけですが超楽しみです。

皆様もエオルゼアで私にケアル!
皆様もエオルゼアで私にレイズ!
危険が迫ったら私の前でフラッシュとかして一緒に冒険しませんか?

ギルドとか作ってわいわい遊べたら楽しいのでしょうね。
そうですね、ギルドを作るというのも手かもです。
ヒーラーさん、タンクさん。槍、格闘、呪術等の火力職も大歓迎!
我がギルドはいつでもどこでも、弓以外を絶賛大募集ですよ!



2013年2月20日

まずは長期に渡る更新停滞、音信途絶をお詫び申し上げます。
御心配下さった方々には申し訳ないばかりで、慚愧に堪えません。
御迷惑をお掛けする事になった経緯に関し、概要を述べさせて頂きます。

御存じの通り私は理系的企業で理系的業務に従事する理系的会社員ですが、年明け早々思うところがあり、新卒以来勤務し続けた会社を辞め、予てより意中であった同業他社への転職を決意するに至りました。
しかしながらこの御時勢、簡単に希望通りの転職が出来るなら苦労はしません。
目的に向けて一意専心せずして、事が成就し得ましょうか。
創作は私にとって大切なものですが、それはあくまで趣味。
一方、納税と勤労は国民の義務です。
そこで私は自らに誓ったのです。

【目処がつくまでtory_binとしての情報発信は一切するまい】と。
※この時点では、不採用になる結末は考えないようにしていました。

ところが実践し始めてしばらくが経過した頃、ある事に気付きました。
拙作のコメント欄で私の現状が予想され始めていたのです。

曰く【tory_binは病気なのではないか】
曰く【tory_binは入院したのではないか】
曰く【tory_binは死んだのだ】

それは誤解です、と釈明したいのに出来ない。
私は理系的人間ですが、世界には科学では解明出来ない神秘が存在する事を確信しているタイプの柔軟な理系的人間なので験を担ぐといいますか、論理的に述べるならば、もし私が雑記なりでtory_binとして釈明発言をした場合、件の誓いを破る事になり、誓いを破ったならば神秘の力で不採用が確定する、と強迫的に思い込んでしまったのです。
※ちなみにtory_binではなく名無しでの発言だから、との理由で、この期間も新都社作品へのコメント送信のみは自重していませんでした。

以上が、ここ2ヵ月近く沈黙していた理由となります。
改めて御迷惑をお掛け致しました事を、お詫び申し上げます。
漫画更新は近日中に再開出来ると考えており、その際は従前の通り御愛読頂ければ幸いです。

最後に、リハビリがてら↓に漫画を掲載致しました。
本編更新は、今しばらくお待ち下さいよう、お願い申し上げます。














雑記

2012年12月19日

約1ヵ月後、1月21日に拙作「侠」は連載開始3周年となります!
催促しますけど
FA(※)を下さい><

※FA
FAとはファンアート(fan art)の略称であり、広義には他者の一次創作物(通常視覚情報を有する)を基としたアート全般を指します。ここで述べる狭義としては、tory_bin名義での一次創作物(下記参照)を基にしたイラストの類をいい、これには漫画、いわゆるファンコミック(FC:fan comic)も含まれます。



「侠以外の漫画なら描いてもいいんだけどなあ」
もちろん大歓迎です!

tory_bin作品一覧
(連載中)
われ望む(連載中)
戯画バイト(完結)
Asako&Kazuo(完結)
Syndrome(完結)
Kazuo&Asako(完結)

もしFAを賜れるならば、授受には以下の場所を御利用下さい><
新都社読者ページ
新都社18禁読者ページ
新都社うpろだ
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tory_bin作品HPメイン掲示板
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追記:年末年始はちょっと休載します。


雑記

2012年10月14日

10月に入ってから13日間無休であり、胃を壊しました。
現在、ガスター20を服用中です(PPIではないところが重要)。
さて、私は秋アニメの継続視聴取捨選択に忙しい日々を送っております。
検討対象である19作品全てを視聴するなど不可能ですので、1/3くらいには絞りたいと思っていたところですが、ここに来てROBOTICS;NOTESとPSYCHO-PASSがBSフジで視聴可能と判明しましたので、21作品に増えてしまいました。
それでは、現時点での検討結果を下記に書き殴りたいと思います。
なお「となりの怪物くん」については第2話視聴の結果、継続視聴することに致しました。



・ToLOVEる-とらぶる-ダークネス
当初今期のエロ枠として期待していたのですが、正直困りました。
第1話を見逃したかと邪推するくらい世界観、背景、人物、それらの相関等が一切不明であるのに、作品内ではそれらの情報が既知として粛々と進行し、軽く調べたところ、どうやらこれは既存作品の続編的な位置付けらしいと判明しました。
当初秋アニメ48作品の一次足切りとして、未視聴段階で視聴候補から削除する条件をいくつか設定しましたが、本作はその一つである「B:2期以降或いは総集編や再編集版に類するもの。」に該当しているようです。

【2話目以降:視聴せず】



・マギ
メジャー雑誌に連載している人気作のアニメ化という事で、期待して視聴しました。
綺麗にまとまった欠点の少ない作品と言う印象ですが、主要キャラクター達は自分の好みに合致しておらず、世界観にもあまり興味を引かれず、ジンのデザインは格好良くて好きでしたけど、全体的に驚くところの少ない作品と言う印象でした。
残念ながら、視聴作品を絞り込んでいる現状では、対象から削除せざるを得ませんでした。

【2話目以降:視聴せず】



BTOOOM!
率直な感想は「爆弾を用いたバトルロワイヤル」でした。
なぜそうなったかという点も含めて設定そのものはそれほど気にならず、各種爆弾を用いた殺し合いにおける爆弾特性を使ったギミックがエンターテイメントの中核になるのではないかと予想しました。
今後驚くべきギミックの数々が登場するのかもしれませんが、偶然とはいえ第1話に限って言えば「これだけはやってほしくなかった」と思っていた戦術を用いられてしまい、間が悪いと言うか、急速に落胆してしまいまったのです。
ニートのネットゲーマーである主人公には魅力どころか嫌悪に近い感情を抱いてしまい、私自身の好みという点からも、本作を継続して見続ける事は困難に思います。
しかしながら、女子高生が服を剥ぎ破られているシーンの出ている次回予告を観てしまい、仕方が無く、やむを得ず、残念ながら、第2話も視聴せざるを得なくなりました。

【2話目以降:判断保留(第2話視聴予定)】



CODE:BREAKER
冒頭でメインヒロインと思しき人物が「……るのだ!」という語尾で喋った時から嫌な予感はしていたのですが、そのメインヒロインは超スーパーハイスペックの有名人、そこへ昨晩見た謎のイケメン転校生が現れる。そのイケメンは「悪には悪を」という2秒で思い付けるようなハムラビ法典の改変台詞を口にした後、敵の不良はイケメンが手から出した闇の炎に抱かれて死んでこれって要するにガチでダークフレイムマスターをやっているって事なのではないかと恐怖しつつあった頃、最後に超高いビルの屋上から別のイケメンが「始まったか……」と呟くに至り、笑いを堪える事が出来なくなりました。
あー、面白かった。大爆笑をありがとうございました。

【2話目以降:視聴せず】



・お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ
ひょっとしたら放送中に開示されていたのを見逃しただけなのかもしれないのですが、妹が兄と共に暮らすようになった理由、それまでの関係、なぜ妹があのように積極的なキチガイなのか、兄妹はいつのまに生徒会に入っておりそしていつのまに生徒会メンバーが同居していたのか、生徒会メンバーのみが同居するという状況は意図的にそうせざるを得なくなっているというような必然性に基づく理由があるのか、様々な疑問が解決する事のないまま第1話が終了してしまいました。
真尋くんボイスの女性キャラに期待していたアニメで、実際に片目の大女と帰国子女っぽい子の声が気に入ったのですが、目的や方向性や人格が全く感じられない主人公が不自然に感じられ、物語に没頭する事が非常に困難でした。

【2話目以降:視聴せず】



・ジョジョの奇妙な冒険
今期アニメでは、最初から事実上視聴継続が確定していた唯一の作品です。
昔からDIOの声は子安さんだろうとイメージしていたのですが、実際に視聴して更にその印象は強固なものとなりました。
描画される擬音には驚くと共に吹き、それ以外は驚きこそありませんが期待を裏切らない予想通りの面白さでした。
最後まで視聴したいと思います。

【2話目以降:視聴継続決定】



・リトルバスターズ!
ファンの方には申し訳ないのですが、私はアンチ鍵です。
同社のテキスト、構成、ストーリーテリング等のレベルは極めて高いと思っていますし、感性よりは経験と法則による計算に裏打ちされた作られ方は滑る可能性が非常に低く、常に安定した高娯楽性を提供する稀有なクリエイター集団であると高く評価しています。
しかしながら同社のKANONをプレイした際、突然私はその計算高さを強く感じてしまい、以後はその計算高さを感じてしまうと急速に醒めてしまうようになってしまったといいますか、同社の作品には最初から醒めた気持ちで臨むようになってしまったのです。
とはいえ、第1話視聴確認縛りは偏見打破という目的もあるので、視聴致しました。
さすがの面白さで、懐かしいエロゲのノリを存分に堪能致しましたよ。
とはいえ、この時点で「これこれこういう感じで過去イベントと交錯しつつ感動系に持って行くのだろうなあ」と面白味の無い先読みをしてしまうところがアンチたる所以なのでしょう。
本作でアンチ鍵という属性をも打破できるかどうか、確かめてみます。

【2話目以降:判断保留(第2話視聴予定)】



・さくら荘のペットな彼女
いかにもライトノベル原作アニメってイメージでしたが、イメージ通りでした。
主人公にはある程度の自意識があり、ヒロインは可愛く、周辺を固めるサブキャラクター達も結構立っていて、現状では観続ける事に苦痛を伴う要素は少ないと思われる上、今期のアニメでエロ枠担当と思っていたものがことごとく視聴中止の結果になってしまっている事もあって、とりあえず2話明光も様子見致します。

【2話目以降:判断保留(第2話視聴予定)】



好きっていいなよ。
主人公も相手役も周辺のキャラ達もネガティブにリアルで、女性向けだから女性に都合が良いのはともかくとして、主人公の女の子が惚れられる過程が都合良すぎるというか適当というか全く納得出来ず、今期の女性向けでは視聴確定作品画ある事も鑑みて、本作は観ない事に致しました。

【2話目以降:視聴せず】



アイカツ!
女児向け玩具販促用手抜きアニメですが、序盤からの混沌な内容に「これは180度回って逆にアリなのかもしれない」と思うに至り、見終わった時には更に180度回って元に戻っていました。

【2話目以降:視聴せず】



ガールズ&パンツァー
登場人物がやたら多そうで、把握出来るかどうかが心配に思いました。
適当な設定と思いきや個々の人物はかなり魅力的で、今期のヒロインランキング遊び用作品筆頭候補です。

【2話目以降:判断保留(第2話視聴予定)】



K
贅沢さすら感じさせる作画、スタッフ、その他諸々には本作の本格的さが感じられます。
近未来の世界観は時間をかけて練られた感じですし、主要な登場人物それぞれもパーソナリティを深く掘り下げられ、およそ二束三文で安易な作品には到底思えません。
しかしながら本作は興味を抱けそうな箇所が多く、それだけに第1話を視聴した段階ではどこに焦点を置いて楽しめば良いか定まりませんで、エンターテイメントとしては微妙な満足感で終わってしまった感じがあります。
とりあえず現時点では到底見切れなさそうな良質作品ですので、次回以降に期待しつつ判断を保留致します。

【2話目以降:判断保留(第2話視聴予定)】



絶園のテンペスト
赤髪の姫は可愛かったのですが、今期は厨二的設定を冒頭でやられると全部ダークフレイムマスターを連想して真面目に観れなくなってしまい、本作もその影響を免れなかったようです。

【2話目以降:視聴せず】




・継続視聴確定作品
中二病でも恋がしたい!
となりの怪物くん
ジョジョの奇妙な冒険

・検討中(確定まで第2話以降視聴)
BTOOOM!
リトルバスターズ!
さくら荘のペットな彼女
ガールズ&パンツァー
K

・第1話未確認作品
イクシオン サーガ DT
武装神姫
ROBOTICS;NOTES ロボティクス・ノーツ
PSYCHO-PASS サイコパス

・視聴中止作品
新世界より
神様はじめました
ToLOVEる-とらぶる-ダークネス
マギ
CODE:BREAKER
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ
好きっていいなよ。
アイカツ!
絶園のテンペスト


雑記

2012年10月10日

視聴した夏アニメ5作品はどれもこれもが面白かったです。
どれが一番とかは一概に言えませんが、あえて言うなら圧倒的にTARITARIでした。
さて、先日来より視聴の取捨選択を検討していた秋の新作アニメですが、暫定的に第1話を観てから判断するとしたものは下記の19作品となったのですが、個人的にはニトロプラス関連の2作が両方視聴可能環境に無かった事が残念でならず、北陸で視聴する方法を現在模索中です。



・第1話視聴予定作品一覧

中二病でも恋がしたい!
新世界より
となりの怪物くん
神様はじめました
ToLOVEる-とらぶる-ダークネス
マギ
BTOOOM!
CODE:BREAKER
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ
ジョジョの奇妙な冒険
リトルバスターズ!
さくら荘のペットな彼女
好きっていいなよ。
アイカツ!
ガールズ&パンツァー
K
絶園のテンペスト
イクシオン サーガ DT
武装神姫



そして現時点で取り急ぎ3作品について視聴し、2話目以降も視聴するかを検討しました。

・中二病でも恋がしたい!
記念すべき秋1作目として視聴しました。名高い京都アニメーション製作のアニメを観るのは実質的にこれが初めてかもしれないのですが、ぬるぬる動く動画には手抜き感がほとんど感じられず、構成や見せ方にもこだわりが感じられたのですが、OPはこだわりすぎというか、ぶっちゃけスカイリムで酔う私には不向きだったと言いますが、三半規管の無駄遣いを強いられて嘔気に襲われてしまいました。
内容は楽しくも分かりやすく、キャラクターには好感を抱け、とても面白かったです。
消費物としてだけではなく、中二病というテーマは新都社作家、創作者コミュニティに身を置くものとして学ぶべきものの多い題材とも考えられ、創作的な興味という点からも視聴したいと思わせられました。
本作で学習した成果を、われ望むのヒロイン描写に活かしたいです。

【2話目以降:視聴継続決定】



・新世界より
詳しくは調べていないのですが、原作はSF系の大きな賞を獲得した小説だそうで、密かに期待していた作品の一つです。冒頭で現代日本と思われる舞台で非科学的と思われるジェノサイド的イベントが生じた後に現代ではない日本的な舞台でよく分からない社会が描かれていきます。
用語、世界観、社会システム、ローカルルール等のSFもしくはファンタジーにおける前提情報が説明のないまま第1話から十人弱の登場人物が出て来られては、対人関係やメインストーリーを把握するどころではなく、よく分からないまま時間がすぎ、第1話が終了してしまいました。
難解ではありますが、難解である事と面白い事は相反せず、原作小説が世間的に評価されている事を鑑みれば、本作は難解かつ面白いのであろうと推察され、結論から申し上げますが、本アニメの第1話は私にとって楽しめるものではありませんでした。
小説は自分のペースで読む事が出来ます。
難解であっても、少し理解に詰まったならば既読部分を思い返し、考察し、何ならば読み戻り、納得に至った上で読み進められるのです。録画等の場合を除き、アニメーションでは初見でそれが出来ません。
前述した各所で納得に至らないままアニメーションは自動的に進行し、全てにおいて理解出来ないまま第1話が終わりました。ならば理解するべく録画したものなりを再度視聴すれば良いと考える事も出来るでしょうが、理解出来ないまま観終わったものが面白いと感じられた筈もなく、面白いと感じられなかったものを再度観るなど苦行以外の何物でもありません。
原作者や制作会社あるいは本作に関連する別の何かが私にとって既知であり、いずれは間違いなく面白いと感じられるという、信頼感に基づく確信があればともかく、現状では本作への感想が逆転するまで掘り下げて視聴する意義は、私には見出せませんでした。

【2話目以降:視聴せず】



・となりの怪物くん
非常に少女漫画らしい少女漫画と思いきや、登場人物が遠回しに言ってキチガイなので非常に愉快です。
男キャラに比較して女キャラの魅力がやや微妙なのは女性向けである以上宿命のようなものですが、何となく女の方にもキチガイの素質があるように見て取れ、今後に期待出来ます。
第1話の内容は盛りだくさんというか4話分のネタを1話に詰め込んだのかと疑う程の超速展開でしたが、間の取り方やテンポが良い上、必要最低限の人物紹介に集約している事から内容がスムーズに頭へ入って来る感じで、丁度食べ切れるくらいのボリューム満点コースを堪能したかのような満足感があります。
感覚としてはかなり面白くて継続視聴確定かと思ったのですが、スピーディさに評価が麻痺しているような不安もあり、次回以降に絡んでくるサブキャラクターが面倒臭い方向へストーリーを引っ張っていかないという保証はない以上、次回も視聴はするものの、もう少し様子を見てみようと思いました。

【2話目以降:判断保留(第2話視聴予定)】


2012年9月26日

誕生日にたくさんのFAそして祝福のお言葉を賜りました事、心より御礼申し上げます!
これからも拙作の連載を頑張りますので、宜しくお願い申し上げます!
さて連載を頑張るといえば秋の新作アニメですが、調べたところ48作品もあるようです。
夏アニメで味を覚えた身として、とりあえず全ての第一話を視聴してから継続視聴を検討しようかと考えていたのですが、個人的自由時間を鑑みれば48作品のフルチェックは困難に思え、作品内容とは無関係に下記条件に該当する作品は視聴予定リストから除外する事にしました。

A:9/26現在で既に放送が開始しているもの。
B:2期以降或いは総集編や再編集版に類するもの。
C:玩具販促を目的とした低年齢向け作品と思われるもの。
D:その他諸条件(放送地域限定作品、等)によって除外が適当と考えられたもの。

・除外作品一覧
緋色の欠片
ヨルムンガンド
ハヤテのごとく!
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
えびてん -公立海老栖川高校天悶部-
ひだまりスケッチ×ハニカム
銀魂
バクマン。
遊☆戯☆王ZEXALU
ヨルムンガンド PERFECT ORDER
めだかボックス アブノーマル
生徒会の一存
頭文字D Fifth Stage
はいたい七葉
京騒戯画
ピムとポムのちっちゃな冒険
バトルスピリッツ ソードアイズ
たまごっち!〜ゆめキラドリーム〜
超速変形ジャイロゼッター
うーさーのその日暮らし
獣旋バトル モンスーノ
クロスファイト ビーダマンeS(
おしりかじり虫
ちいさなおじさん


これで半分くらいに減りました。
下記作品については、私が視聴可能環境にあるかないかを調査し、視聴可能であれば第1話を観てみようと思っています。


・視聴可否調査対象一覧
神様はじめました
となりの怪物くん
ライチ DE 光クラブ
新世界より
中二病でも恋がしたい!
K
武装神姫
絶園のテンペスト
BTOOOM!
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ
ToLOVEる-とらぶる-ダークネス
リトルバスターズ!
CODE:BREAKER
好きっていいなよ。
イクシオン サーガ DT
てーきゅう
マギ
さくら荘のペットな彼女
アイカツ!
ガールズ&パンツァー
ROBOTICS;NOTES ロボティクス・ノーツ
PSYCHO-PASS サイコパス
蒼い世界の中心で


最後に、現時点で下記作品だけは視聴確定しています。超楽しみ。


・視聴決定作品一覧
ジョジョの奇妙な冒険


2012年8月11日(8月15日改訂)

1ヵ月後、9月11日は私ことtory_binの誕生日です!
催促するわけではございませんが、
FA(※)を下さい><

※FA
FAとはファンアート(fan art)の略称であり、広義には他者の一次創作物(通常視覚情報を有する)を基としたアート全般を指します。ここで述べる狭義としては、tory_bin名義での一次創作物(下記参照)を基にしたイラストの類をいい、これには漫画、いわゆるファンコミック(FC:fan comic)も含まれます。

tory_bin作品一覧
(連載中)
われ望む(連載中)
戯画バイト(完結)
Asako&Kazuo(完結)
Syndrome(完結)
Kazuo&Asako(完結)

追記:もしFAを賜れるならば、授受には以下の場所等を御利用下さい><
新都社読者ページ
新都社18禁読者ページ
新都社うpろだ
新都社18禁うpろだ
tory_bin作品HPメイン掲示板
戯画バイト専用掲示板
ツイッター


2012年8月1日

今現在、スマイルプリキュアを含めて6作品のアニメーションを継続視聴しているところですが、これだけ積極的に観ている私は最早、アニメ博士とまでは言わないまでもそれに準ずる存在である事は疑いようも無く、少なくとも既知の声優さんは半年前に比べて十倍しているのは間違いありません(ヒント:半年前は3名)。
そこで本雑記において過去書き殴っていたアレ、自作品の脳内キャスティングを今ならば存分に楽しめるのではないかと思った次第でして、都合の良い事に最近「われ望む」という新作も始めた事ですし、ここは大規模に多数のキャラでキャスティング妄想を堪能しようと思い至ったわけであります、はい。
まず、今現在確定している脳内キャスティングはこれだけです。



林守信:置鮎龍太郎(以下、敬称略)
イリナ:林原めぐみ
丁世英:石田彰



正直なところ予想外の少なさに今更ながら驚いており、目の前に半年前の自分がいたならば哀れみの視線を向けていたかもしれず、ともあれわくわくしながら脳内会議開始し始めた結果、開始15秒で早々に確定したキャスティングがありました。



花星川:下野紘
今期では「だから僕は、Hができない。」の加賀良介役を担当されているのですが、その存在感ある表現力に一発で魅了されてしまい、最近では氏のラジオを楽しく拝聴させて頂いているほどまでになってしまいました。
様々なタイプのキャラクターを演じ分けられる声優さんだとは思いますが、地声の独特な雰囲気は、花星川を花星川たらしめている中核をそのまま形にしているようにすら思え、氏の声と出会えた事を神に感謝致します。



さて、上記追加を加えた現状確定脳内キャスティングは下記の通りとなります。

【侠】
林守信:置鮎龍太郎
イリナ:林原めぐみ
丁世英:石田彰
アマリア:
花必武:
史徳源:
花星川:下野紘
花雪紅:
姜虎:
劉環環:
江文烈:
徐祥熙:
張顕庸:

【われ望む】
宮路歩巳:
今口遊:
呉聖子:
馬場玲二:
主人公:



総勢18人、未決定14人、さあこれからだ、と意気込んだところで私は止まりました。
最初に確定した「花星川:下野紘」の脳内キャスティングがあまりにも理想と合致しすぎていたためか、普通のキャスティング妄想が困難になってしまったようで、頭を空洞化させるために少し時間を置かねばならないかもしれません。
ちなみに、現在視聴中の夏アニメ(スマプリ除く)で、特に好みの声質である声優さんを下記に挙げてみます。

高垣彩陽、能登麻美子、早見沙織、瀬戸麻沙美、伊藤かな恵、加藤英美里、金田朋子、石原夏織、大坪由佳、藤田咲、中村悠一、小杉十郎太、花江夏樹

中でも能登さんとあやひーの声が大好きなので、何とか脳内キャスティングを成功させたいです。
私の知らないお勧めの声優さんがございましたら、宜しく御教示下さい^^


2012年7月18日

前回の続きといいますか、今回の雑記は「Before」→「After」の後半です。
ただし「はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)」について、初期予想では視聴予定作品の一つだったのですが、本作が有料配信となった事に伴い、残念ながら視聴対象から除外する事と致しました。
また「超訳百人一首 うた恋い。」が新規放送予定作品として追加となりましたので、これの第1話についても視聴致しました。



・ソードアート・オンライン
Before
ファンタジー世界で冒険する作品かと思ったらネトゲ世界で冒険する作品だそうで、その時点で多少萎えた事に加え、何だか形容し難いお金の匂いを感じてしまったのでパスする事にしました。

After
初回放送は導入としてとても良かったと思います。
世界観や置かれた状況、ある程度の主人公情報が明確に分かりやすく開示され、物語の中に円滑な形で入り込めました。
第1話は準備段階のようなもので、この時点で何が面白いかを問うには至っていないと考えられます。
脱出という緊迫感あふれるメインストーリーを中心に構築するのか、バーチャル世界の疑似体験を味わうかのような冒険活劇が展開されるのか、新しいキャラクターが次々と登場して友情や恋愛といった人の交わりで魅せようとするのか、2話目以降の変遷が楽しみになりました。
そして期待を持って第2話を視聴したのです。
戦闘を筆頭に映像は格好良く、登場人物達もリアリティがあって魅力的でした。
客観的に考えて面白いと感じる方が多数派だと思うのですが、第1話で良いと思われた情報開示量が第2話では違って感じられ、本作は現実世界と電脳世界の両方に基本設定がある事から楽しむための必要情報量が少なくないと思っているのですが、第2話を観る限り不明情報の多くを特に開示せず先に進むスタンスに見て取れてしまい、原作情報を事前に把握していなければ原作既読者のようには本作を楽しめないように思われ、無念ですがここで視聴を断念する事に致しました。

【3話目以降:視聴せず】



・カンピオーネ!〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜
Before
冒頭の「草薙護堂は、神殺しである」に代表されるPV内のナレーション台詞全てが凄まじい恥ずかしさで、しかも紹介文を読む限りその一文はキャッチコピーでもあるらしく、到底耐えられないと思ったので除外しました。

After
虚構は面白ければよく、楽しめる限り些細な事は気にしなくてもよいと思っています。
ただ、これは逆説的に考えるならば些細な事がやたら気になってしまう場合は楽しめていない事の証左でもあるわけで、このような時は責任が作品にあるか受け手にあるかを問わず、何らかの原因があるものと考えられるでしょう。
そして本作において気になる些細な事とは何か、という点から鑑みるに、まず私の場合は必然性・リアリティ・考証等を重視する傾向にあるのですが、ファンタジーである本作に極端な考証を問うのは無意味でもあり、前二者が重要なのではないかと思い至りました。
虚構においてよく言われる御都合主義というものについてですが、私は御都合主義自体については虚構を面白くする限りにおいて肯定的であり、ただそれは料理における隠し味的なものであって欲しいといいますか、中華料理屋で頼んだ料理が明らかに味覇や本ダシの味を主張していたりすると落胆してしまう感覚に近いでしょうか。
大規模戦闘が開始された瞬間発生する謎結界、偶然異国の道でキーパーソンの美少女と出会う、ラッキースケベイベント、爆風で屋上から吹き飛ばされた人間をベランダから片手で何事も無くキャッチする主人公の超人的な身体能力、そもそも主人公は先程まで路上でショタキャラと会話していたのにどうやっていつのまに雑居アパートの一室っぽい場所(キャッチ可能な場所)に移動していたのか、さすがにこれだけ連発されると、都合の良い偶発性への違和感に気付かず観続ける事が困難だと思うのです。
そして、個人的に一番問題だったのは、新規性による驚きが皆無に近かった事です。
突然大事件(神々との戦いレベル)に巻き込まれる主人公、強気系ヒロインとの出会い、若々しい姿を保った老魔女、のじゃ口調のショタ神、敗北を知りたいと古典武侠キャラ独孤求敗そのままの闘争理由、虫けら同然の人間に交渉を投げかけられる特殊性に「面白い」と興味を抱いて協力する上位の存在、これら予想通りの展開は読者もしくは視聴者に安心感を抱かせるかもしれませんが、安心感は同時に高揚感や緊迫感を急速に喪失させるものとも考えます。
格好良い世界観、格好良い設定、格好良い台詞回し、それらのものは普遍的な土壌の上にあってこそインパクトをもって格好良いと受け入れられますが、その土壌が虚構で満たされて既に普遍的ではないとするならば、受け手によっては大きな温度差を感じてしまう可能性が危惧されると思うのです。
水戸黄門に代表されるように、安心感ある予定調和はエンターテイメントの一角を占める大ジャンルと認識していますが、これを楽しめる人間がいるのと同様にそうではない人間もいると思われ、悲しい事ですが、私は後者に属する人間なのでしょう。
もしかすると原作の小説ではこれらの情報不足や描写欠如が認められず、斬新な驚きを感じさせる作品なのかもしれませんが、私が目にしているのはこのアニメ作品だけなのであり、本来は漫画や小説を問わず、アニメ化作品に原作と同一の印象を抱く事自体が難しいのかもしれませんね。

【2話目以降:視聴せず】



・薄桜鬼 黎明録
Before
ホモの気配しか感じないのですが、気のせいでしょうか。

After
完全偏見として、絵柄と新撰組という設定から腐向けに違いないと視聴前から確信していたのですが、ニコニコ動画のコメントを消し忘れていたため(初回視聴時はコメント非表示にしているのです)、OPで次のコメントが目に飛び込んできました。
「腐女子枠か」「←違うよ」「乙女ゲーだよ」
そう、本作はホモではなくアルカナファミリアと同様、乙女ゲーム枠だったのです。
動画を一時停止し、大百科で事前情報を収集すべきかと思いましたが「薄桜鬼 黎明録」のタグはまだ記事が作成されていないらしく、代わりに「薄桜鬼」の大百科があったため、大きなネタバレを見ないよう、キャストだけ薄目で見てみました。
【主格人物:雪村千鶴=桑島法子(※アニメのみ) 本編の主人公(女)】
主人公が女です、完全に乙女ゲーです。
うろ覚えですが、桑島法子さんは起動戦艦ナデシコのユリカちゃん役だったと記憶しており、実は女装していた男だったという卑怯設定の可能性も声的に無さそうで、ホモという先入観を排除して視聴致しました。
そして視聴を完了した私は、形容しがたい気分に包まれていました。
雪村千鶴ちゃんどころか本編に女性キャラすら全く登場せず、どこか中性的な男主人公が犬呼ばわりされたり殴られたり意地悪をされたりと不遇な扱いを受けるばかりで、何かがおかしいといいますか、あれ、男主人公?
私は再度ニコニコ大百科を開き、先程は見なかった場所までスクロールしてみました。
【黎明録新規登場人物:井吹龍之介=関智一 黎明録の主人公(男)】
何となく、状況が分かってきました。
前作は女である雪村千鶴ちゃんが新撰組のイケメンどもを攻略する内容。
今作は男である井吹龍之介くんが新撰組のイケメンどもを攻略する内容。
やっぱりホモじゃないか!

【2話目以降:視聴せず】



・ココロコネクト
Before
イントロダクションの内容は興味を惹かれるところもあったのですが、苦手なタイプの鬱ストーリーを予感させる雰囲気があり、悩みましたが外させて頂きました。

After
男女の心身交換は映画「転校生」に代表されるように過去いくつかの同系名作がありますが、それらは原則として元通りになる事を目的としてストーリーが構成されているのに対し、本作の心身交換は一時的なものという特殊性があり、それに伴って知り得なかった筈の情報取得が対人関係に影響を与えるという情況こそが描写のポイントで、斬新かつ美しさを感じさせる着眼点と設定は素晴らしいの一言です。
しかしながら観る側の問題として、基本設定が素晴らしいと内容への期待度も比例して上昇してしまい、どのようなメンタル交流が行われるのか、主要登場人物のパーソナリティはどのようなものかと、過度に高質なものを求めてしまったところは否定出来ません。
その結果、プロレスマニアの主人公については存在感とリアリティがあって好感を抱けたのですが、それ以外の4人にはそれらについて満足出来たとは言えず、作品の世界に上手く入り込めないまま第1話の放送分が終了してしまいました。
今更ながら、もったいない気分に苛まれています。

【2話目以降:視聴せず】



・じょしらく
Before
漫画は未読なのですが、原作が絶望先生の久米田康治先生との事で、安定感あるエンターテイメント性が期待出来ます。今から楽しみです。

After
文句無しの安定感で、圧倒的に久米田康治先生の作風、予想通りの面白さです。
難癖に近い事は自覚していますが、この「予想通りの面白さ」に理不尽にも不足感を抱いてしまいました。
おそらく私は、完全な消費物として虚構を楽しむ事が苦手なのだと思います。
本作には何の不安感も覚えず、それはとても素晴らしい事です。
問題なのは、創作物に何らかの不安にも似た驚きを求めている、私自身の姿勢なのでしょう。

【2話目以降:視聴せず】



・織田信奈の野望
Before
戦国時代にタイムスリップしたら織田信長を筆頭に戦国武将が全部美少女だった、という赤面してしまいそうな設定を見て、逆に「この今更感が充満している設定でどうやって相手を楽しませる事が出来るのか」という事に疑問レベルで興味を抱いてしまいました。

After
私は、虚構で最も重要な要素は「説得力」だと思っています。
どのような素晴らしいネタやストーリーであっても、受け手がその結論に納得出来ない限りその素晴らしさは正確に伝わらないからであり、この「説得力」をいかに確保するかは非常に悩ましくも難しい問題だと思っています。
私が自分自身で創作する場合、説得力は真実や事実、もしくはそれらである可能性が極めて高い公認の仮定を用いる事で表現しようとしており、科学的あるいは物理的法則、一次資料に基づいた歴史考証等がそれに該当するわけですが、これだけを用いて虚構を描くには問題があり、真実や事実は虚実の「実」、虚構は虚実の「虚」で、本来両者は相反するものである上に虚構である以上「虚」の部分は様々な形で必要となりますから、「虚」の存在は同時に最も「実」という説得力を欠く危険な場所ともなってしまうのです。
「虚」を小さくすれば「実」の破綻は少なくなりますが、当たり前の普通な事柄である「実」ばかりで溢れ返っている世界観に驚きがあるかといえば否定せざるを得ず、やはり面白い虚構を描く上で、原則として「虚」は大きくする事が標準的方法であると考えられます。
創作の歴史においてこの問題は色々な手法をもって解決されてきたと考えられ、今夏の新作アニメーションを鑑みるだけでも、下記のようなパターンで「虚」に「説得力」を内包させているものがあると思われました。

1)ギャグやコメディ色を強くし、世界観自体で「実」そのものの重要性を軽視してしまう。
2)SF等で描かれる未来技術は未来の物理科学水準によるものであり、現在の物理科学水準で証明する事は不可能なのであるから、厳密な意味での「実」が伴っていないのは当然である。
3)架空歴史作品では一般に史実とされているものとは異なる史実を描く事があるが、物的証拠に塗り固められていない限り史実の多くは可能性の高い仮定に過ぎず、生存する証言者がいないほど昔の事柄は原則仮定なのであるから、そうである以上、別の仮定が入り込む余地はある。
4)ファンタジー等、我々の住む地球とは異なる物理科学法則で動いている別世界が舞台である場合、その世界内での矛盾が無い限り、あらゆる「実」は作中で断定されるものが全てとなるので、異論を唱える事そのものが無意味である。

前置きが長くなりましたが、本作「織田信奈の野望」は上記3と4の間、かなり3寄りの位置取りと考えます。
しかしながら実名通りの歴史人物が登場するなど4要素は限りなく低く、実質ほぼ3の系統として視聴せざるを得ないわけですが、そもそも3の方法で説得力を表すには前提としてその「仮定」自体に説得力がなくてはならず、そのためには様々な一次資料を用いた歴史考察、裏付け、考証を必要とし、理論武装した上であらゆる疑問の指摘について相手を納得させるだけの回答を準備、最悪でも準備可能な状態になければならない、と、私は今まで考えておりました(実際に「侠」はこのような姿勢で作成しています)。
しかし、本作ではこのような事前対応が認められません。
一次資料を用いた歴史考察どころか歴史情報はコーエー脳としか言いようの無い歴史ゲーム前提の知識、織田信長以外は史実名そのままで多くの武将が女性化している、時系列の不整合、服装を含めた16世紀ではないテクノロジー等の存在、およそ理論武装とは対極のスタンスにあります。
架空歴史ではなく歴史ファンタジーと考えればよいのではないかとも思えますが、私を含めて歴史ファンは、史実が仮定であるが故に根拠の少ない仮定やにわか知識に対して排他的になる傾向があり、前述の4として納得出来ないとする場合は少なくなく、実際ニコニコ動画で視聴した限り、序盤のコメントは結構荒れていたように思えました(一時期「歴史ヲタ発狂アニメ」というタグが付いていました)。
疑問に思いながら視聴していた私は、ある事に気付きます。
後半になると、荒れたコメントが皆無に近くなっているのです。
これはつまり、受け入れられないとの判断を下した層が中途で視聴を中止しただけと考えられますが、重要なのは終了時点でもコメントされる勢いが結構あると感じられたという事で、実際現時点での動画再生数やマイリスト数は決して少なくなく、ここに私はある種のマーケティング手法に関する核を見た気がしました。
突っ込みどころ満載の設定に抗しきれず大勢が視聴し、突っ込みどころ満載の内容に抗しきれず大勢がコメントを残し、それらの中には真に本作を受け入れられない人々が大勢いたとしても、結果として彼らの視聴やコメントは瞬間的なアピールとなって大々的な宣伝の一翼を担った形にもなり、すなわち初期における母数の拡大が重要なのではないかと気付かされたのです。
序盤にコメントで文句を言っていたのに終盤には楽しんでいた人達もいるでしょう。
仮にある作品で9割が第2話以降も視聴を継続してくれたとしても、母数が100人なら90人しか残らないわけで、一方5割しか残らなくても母数が1000人であるならば、結果的にはこちらの方がより多くの視聴者を獲得出来るというわけです。
主人公は作中で某コーエー類似ゲームのプレイヤーである事を明言していますが、私にはこの部分から本作著者様の確信犯的な意図がイメージされ、多少の荒れをものともしない強引な掴み手法が意識的なものだとしたら、剛腕ともいえるその猛々しいメンタルは、創作者として非常に輝かしい資質なのではないかと思った次第です。
そのような経緯で、私は本作にとても好感を抱きました。
作中キャラの柴田勝家にはもっと好感を抱きました、超可愛い。

【2話目以降:視聴継続決定】



・だから僕は、Hができない。
Before
エロそうだから。

After
声優さんの演技を含め、主人公が真っ直ぐでとても魅力的でした。
凄い身体の幼馴染が、物凄く美しい性格でした。
映像的には、謎の白い光芒と謎の黒い影とに大笑いしました。
あとエロかったです。

【2話目以降:視聴継続決定】



・超訳百人一首 うた恋い。
Before
7月2日以降放送決定のため無し。

After
圧倒的に女性向けというか、既婚女性向けというか、少なくとも平安ハーレクインロマンス的な世界観は男性向けとは言いがたく、遠回しに言えば処女厨発狂アニメ。
内容的には百人一首本来の意味に作者独自解釈を交え、オリジナルショートストーリーの形で分かりやすく恋愛を描く非常に知的な作品です。
恋愛描写もかなり女性的で、今夏のラインナップではかなり異彩を放っています。
エンターテイメント性という点では、視聴者の性別を中心に人を選ぶ傾向がありそうで、私個人の好みという点から言えば、あまり相性は良くないかもしれません。
特筆すべきはED曲で、世界観の再現性を筆頭に、様々な意味でネガティブな印象を抱きました。

【2話目以降:視聴せず】



なお、前回と今回で視聴継続を決定した作品におけるお勧めキャラは下記の通りです。

ゆるゆり♪♪:杉浦綾乃
TARI TARI:坂井和奏、ウィーン
アルカナ・ファミリア:フェリチータ、ルカ
織田信奈の野望:柴田勝家
だから僕は、Hができない。:加賀 良介

ポニーテール万歳^^
2012年7月9日

前回の雑記において、時間の都合上今夏の新作アニメーション全てを視聴する事は困難であるため、事前の一部情報から視聴作品を取捨選択するという試みを致しましたが、とりあえず第1話を視聴してから取捨選択する、という方法に変更する事にしました。
実はですね、2期ゆるゆりの第1話を視聴したところ予想を大きく裏切られたと言いますか、要するに想定を遥かに超えて面白かったのです。
少ない情報で見切る事は、大名作を見逃すリスクを伴うという事に改めて気付いたのです。
そのようなわけで、7月9日現在、ニコニコ動画で配信予定である15作品(生放送限定配信2作品は除外)の半分くらいについて第1話を視聴致しましたが、前回雑記での内容予測と大きく異なっていた作品が少なくなく、実際に確認する事の大切さを今更ながらに知った思いです。
そこで今回の雑記ではこの貴重な経験を再確認すると共に、今後は短慮による誤認をしないよう自らを戒めるためにも、前回予測を「Before」、今回感想を「After」として、自分内での印象変化を比較した形で明記しようと思います。



・ゆるゆり♪♪
Before
前期放送も視聴しておらず、正直観る予定ではなかったのですが、2期OPや前期第1話を視聴したところ「ここまで内容が薄いのに楽しく思わせているアニメーション技術がすごい」と感銘を受けてしまい、とりあえず実験的に2期の第1話でも楽しめるか、確認したいと思います。

After
壮大な世界観、練り込まれた物語、深く掘り下げられた登場人物、それらの要素は作品の質を高めますが、それ自体がエンターテイメント性ではないと、この作品から教えられたような気さえしています。
客観的に考えて上記の要素が本作に備わっているとは言いがたいですが、とにかく可愛い。
登場人物達は虚構らしく非現実な特性(非常識な出血傾向、透明化等)を持っていますが、彼女達の一挙手一投足、やり取りの多くは驚くほど自然であり、いわゆる萌え系作品の多くに過去抱いていた不自然さ(違和感)が極めて少なく、スキンシップ描写が比較的多いにも関わらず受ける印象は非常に清潔で、それが故に純粋に可愛さをエンターテイメントとして堪能出来たのではないかと考えました。
現状メイン4人以外の描写は少ないですが、まず間違いなく私は杉浦綾乃ちゃんに嵌ると思います。
元気、真面目、ポニーテールというだけで世界人口の9割が魅力の虜となるのは必定ですのに、彼女は神に愛されたが如き駄洒落の才能にまで恵まれており、公平かつ客観的かつ控えめに申し上げて彼女は宇宙規模のヒロインです。
前作の杉浦綾乃ちゃんキャラソングも、サビだけ聴きました。
世界一のボカロPが裸足で逃げ出すレベルの神調教でした。

【2話目以降:視聴継続決定】



・ちとせげっちゅ!!
Before
主役っぽい幼女の声が全然幼女じゃなかったので観ません。

After
配信動画の長さが4分弱で、最初PVと間違えたと、疑問すら抱きました。
その短さなのにOPとEDが両方あり、本編は2分くらいでしょうか。
2分で作品の基本情報を理解するのは困難で、ネタを楽しむ余裕はありませんでした。
ちとせちゃんは小学校低学年くらいと思っていましたが、意外にも11歳でした。
ちとせちゃんの声は幼女ではありませんが、11歳と考えても無理があると思います。

【2話目以降:視聴せず】



・ゆるめいつ3でぃPLUS
何と言うか、ゆるすぎて私には無理っぽいです。

After
本作も4分くらいで、このような短時間作品は意外と多いのかもしれません。
内容は特に不安になる事もなく、安穏した雰囲気を楽しめる感じがしました。
しかし2期とはいえ、初回放送が第14話となっているのは新規参入者として厳しいです。
短さ故にその回だけでは登場人物の把握も難しく、1期未視聴の弊害を感じました。

【2話目以降:視聴せず】



・人類は衰退しました
Before
自分には合わないという感じが半端ではありませんでした。

After
ニコニコ動画での再生数等を鑑みる限り、本雑記を書いている現時点で公開済み新作夏アニメの人気を2期ゆるゆりと二分しているように思われ、高評価を受けているような感じに見受けられます。
視聴した結果、私は非常に悩んでしまいました。
結論から言うならば、私には楽しめなかったのです。
これは本作の客観的評価ではなく、beforeで予測した通り私には合わなかったという相性の問題と考えているのですが、自分と世間での感じ方にあまりにも著しい差がある事から、単なる好悪だけで結論付けるのではなく、なぜ私には楽しめなかったのか、という疑問について解明したいと思いました。
個人的に本作のような淡い絵柄は大好きで、背景を含めた絵的な不満は皆無です。
声優さんの演技は文句の言いようもなく、主役の「わたしちゃん」は特に素晴らしい。
となると内容面ですが、近未来幻想的SFの世界観は、柔らかくも新鮮です。
まだ人物は深く理解出来ない序盤ですが、わたしちゃんは問題なく可愛いと思えます。
このように、個々で挙げていった時に大きな問題点はなく、むしろ良質とすらいえます。
となれば、一体何が楽しめなかった原因なのか。
思い返すに、本作第1話を視聴し、私には分からない事が多々ありました。
なぜ人類は衰退したのか。
調停官とは何なのか。
なぜ妖精等の非現実生命体が存在しているのか。
短髪の主人公はなぜ育毛剤に興味を惹かれ、用いたのか。
挙げていくと切りがありませんが、不明点がある事自体は問題視しておらず、不明点から視聴者の好奇心を刺激して、継続視聴を促すという方法は正統派であるようにも思えるくらいです。
ただ、全ての疑問が未開示のまま進行された事で、置き去りにされた気にはなりました。
本作の原作は小説らしく、既読者とそうでない者で楽しみ方に差があるという事なのかとも考えたのですが、本作がニコニコ動画で人気であるという事実は既存のファン層以外をも取り込んでいるという事の証左でもあり、これが原因とも考えられません。
結局、これだけ悩んで考えても答えは出ませんでした、とほー。
これについては、またいつか考え直す日が来るかもしれません。
最後に一つ思ったのは、小説からアニメになった事による弊害です。
本作の主人公が「わたし」である事を鑑みるに、原作の小説は一人称形式と推察します。
明確ではない世界や明確ではない生命体は、映像情報の少ない小説形式、特に主観的表記となる一人称形式においてだと、あえて明確にしない事によって読者の想像内で大きく膨らみ、頭の中で世界が広がっていく楽しみが生ずるように思うのです。
それがアニメという媒体では常時映像が伴い、主人公を三人称的に描く事によって想像の余地が減り、明確にしたが故に本作本来の魅力が損なわれた可能性があるのではないかと考えたのですが原作小説が三人称形式だったら大笑いですよね、わはは。

【2話目以降:視聴せず】



・アルカナ・ファミリア
Before
タイトルを観て「まさかタロットカード系の能力バトルじゃないよね?」と思っていたらそのまさかでした。

After
視聴開始直後からいきなり大量の登場人物を投入され、個々の識別すらままならないままOPへと移行したのですが、この時点で私はある重要な事に気付いたのでして、二桁近い登場人物の中に女性は一人のみであり、あまつさえその女性は皆から「お嬢様」と呼ばれる中心的存在で、そう、これはいわゆる女性向け作品というやつだったのです。
私は自分の中で女性向けと腐向けは明確に区別しており、前者は非同性愛的かつ女性にとって心地良い作品と解釈していまして、心地良さの一例としては逆ハーレムが挙げられますが、本作もその系統に属しているように思われ、調べてみるとさもありなん、本作は乙女ゲーのアニメ化したものでした。
そこで、つまり様々なイケメンの魅力を楽しむ作品か、と思って観ていますと、なぜか妙な違和感があります。
主人公のフェリチータちゃんが目立ちすぎるのです。
ゲーム内で主人公に自己投影して楽しむならばまだしも、第三者視点で描かれている以上、視聴者の目には「主人公を取り巻くイケメン達」ではなく「複数キャラの紅一点フェリチータちゃん」になってしまうのか、少なくとも私の目はミニタイトスカートの下に見える肌色に釘付けとなり、太腿ピンクツインテールあざといというか、いやマジで可愛いのでフェリチータちゃんお勧めですよ。
あまり詳しくありませんが、イケメン連中は声優さんが豪華っぽいです。
世話係のルカは平時と戦闘時のギャップが激しそうで、魅力的である予感がします。
タロットカード能力バトルについては、残念ながら興味を抱けませんでした。
予想ですが、ED曲は各種イケメンのキャラソングっぽく、毎回変わりそうです。
本作に興味が無い方も、騙されたと思って第1話のED曲だけでも聴いてみて下さい。
私は、その曲にかなり驚かされました。

【2話目以降:判断保留(第2話視聴予定)】



・トータル・イクリプス
Before
真面目そうなロボットアニメで前向きに視聴を考えていたのですが、PV視聴中に「女性の搭乗コスチュームがマブラヴみたいだな」と感じた事をきっかけにし、初耳である原作者の吉宗鋼紀氏について調べてみたところ、アージュ(マブラヴを出した会社)のヨシダ代表と別名義であるらしく、この人の表現したい事は十年以上変わっていないのだろうか、と思ったら何だか切なくなってしまったので観ない事にしました。

After
調べたところ、マブラヴっぽいというか、マブラヴ外伝なので似ていて当然でした。
第1話を観ただけでは、平行進化した地球という設定っぽいのになぜ兵器体系が現実世界と大きく異なるのか、なぜ訓練生が全員年若い少女なのか、なぜ敵生命体はレーザーを出すのか、なぜ幼児体系のキャラまで戦闘スーツを着替えているシーンだけはグラマラスになるのか、等と基本設定レベルでの不明点が多すぎて、物語を追うだけで大変でした。
とりあえず着替えシーンのみならず、戦闘スーツのエロさはマブラヴから変わらず高水準を維持し続けており、アングルを少し工夫するだけでスーツ着衣時なのに目を見開かせる煽情性を惹起してきやがられますね。
ただ、マブラヴを知っている私にとっては新規性に乏しく、興味を抱きにくかったです。

【2話目以降:視聴せず】



・TARI TARI
Before
偏見ではないのですが、90〜00年代のエロゲ臭がします。

After
素人目にも感嘆するほどの精緻な作画、背景を見るだけで息が漏れます。
表情豊かなキャラクター、微細な表現から伝わる情報は溢れんばかりです。
キャラクターそれぞれが各々のストーリーを内包しているようで、メインストーリーの伝達役という枠組みを大きく超えた広がりを感じさせると共に、活き活きと魅力的に描かれた人物達が生きる世界は、胸の痛みを伴うような、どこかノスタルジックな切なさを思い起こさせ、それがとても清らかで美しい。
そもそも私は、己の創作技法や娯楽性について90〜00年代のエロゲから少なからぬ影響を受けており、ゲームとしても創作物としても深く愛しているそれらの雰囲気を第一印象で感じ取ったという事は、今思えば私の琴線に触れるという事の証だったのかもしれません。
第一話を視聴しただけで、制作会社のP.A.WORKSとポニーテールメインヒロインである坂井ちゃんの声を演じている高垣彩陽さんのファン予備軍となっている自分を感じており、昨日は作中合唱曲であるリフレクティアが同社別作品のOP曲である事を知ったのを皮切りに、同社作品関連動画を観て技術の高さに改めて感銘を受け、高垣彩陽さんの気違い歌唱力に度肝を抜かれ、ホットケーキミックスからガーリックステーキを練成するあやひーの錬金術に畏怖の念を抱いたりしておりました。
とりあえずここまで書いていて分かった事は、本当に好きなものを客観的に分析するというのは極めて困難だという事実で、それの是非はともかくとして、古来より恋は盲目と言われていますが、それに類した気持ちを抱けたというだけでも、本作は私に大いなる幸福を与えてくれたのだと思います。
素晴らしい作品を、本当にありがとうございます。

【2話目以降:視聴継続決定】



未視聴作品の第1話も、早く観たいです^^



2012年7月1日

ニコニコ放送で、にゃる子さんが終わってしまいました。
リアルタイムで初回から最終回まで観た、生涯初のアニメかもしれません。
まだスマイルプリキュアが残されていますが、折角アニメーションマニアとして成長しようとしている矢先に出来たばかりの穴を放置するわけには行きません。
そこで、ニコニコ動画で配信される予定の新番組夏アニメについて調査致したところ、困った事に17作品もあり、とてもではありませんが全てを視聴出来る時間などありません(私は22時就寝5時起床なのです)。
休日を丸々1日潰して厳選した調査結果をもって、今回の雑記に変えさせて頂きたく存じ上げます。

@視聴不可能作品

・輪廻のラグランジェ season2
・えびてん-公立海老栖川高校天悶部

生放送のみらしく、しかも放送時間は深夜なので、生活スタイル上実質的に視聴不可能と判断せざるを得ず、この2作品はリストから除外しました。



A一次選考脱落作品

・ソードアート・オンライン
ファンタジー世界で冒険する作品かと思ったらネトゲ世界で冒険する作品だそうで、その時点で多少萎えた事に加え、何だか形容し難いお金の匂いを感じてしまったのでパスする事にしました。

・カンピオーネ!〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜
冒頭の「草薙護堂は、神殺しである」に代表されるPV内のナレーション台詞全てが凄まじい恥ずかしさで、しかも紹介文を読む限りその一文はキャッチコピーでもあるらしく、到底耐えられないと思ったので除外しました。

・ココロコネクト
イントロダクションの内容は興味を惹かれるところもあったのですが、苦手なタイプの鬱ストーリーを予感させる雰囲気があり、悩みましたが外させて頂きました。

・ちとせげっちゅ!!
主役っぽい幼女の声が全然幼女じゃなかったので観ません。

・ゆるめいつ3でぃPLUS
何と言うか、ゆるすぎて私には無理っぽいです。

・TARI TARI
偏見ではないのですが、90〜00年代のエロゲ臭がします。

・アルカナ・ファミリア
タイトルを観て「まさかタロットカード系の能力バトルじゃないよね?」と思っていたらそのまさかでした。

・人類は衰退しました
自分には合わないという感じが半端ではありませんでした。

・薄桜鬼 黎明録
ホモの気配しか感じないのですが、気のせいでしょうか。

・トータル・イクリプス
真面目そうなロボットアニメで前向きに視聴を考えていたのですが、PV視聴中に「女性の搭乗コスチュームがマブラヴみたいだな」と感じた事をきっかけにし、初耳である原作者の吉宗鋼紀氏について調べてみたところ、アージュ(マブラヴを出した会社)のヨシダ代表と別名義であるらしく、この人の表現したい事は十年以上変わっていないのだろうか、と思ったら何だか切なくなってしまったので観ない事にしました。



B初回視聴予定作品
この時点で5作品が残りました。全部を追うには多すぎるのでまだ絞らなくてはなりませんが、とりあえず初回放送を観てから取捨選択の二次選考をしようと思います。
その5作品は下記の通りです。

・じょしらく
漫画は未読なのですが、原作が絶望先生の久米田康治先生との事で、安定感あるエンターテイメント性が期待出来ます。今から楽しみです。

・ゆるゆり♪♪
前期放送も視聴しておらず、正直観る予定ではなかったのですが、2期OPや前期第1話を視聴したところ「ここまで内容が薄いのに楽しく思わせているアニメーション技術がすごい」と感銘を受けてしまい、とりあえず実験的に2期の第1話でも楽しめるか、確認したいと思います。

・織田信奈の野望
戦国時代にタイムスリップしたら織田信長を筆頭に戦国武将が全部美少女だった、という赤面してしまいそうな設定を見て、逆に「この今更感が充満している設定でどうやって相手を楽しませる事が出来るのか」という事に疑問レベルで興味を抱いてしまいました。

・だから僕は、Hができない。
エロそうだから。

・はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)
実は、真っ先に除外リスト入りさせた作品です。タイトルを見た瞬間「劣化ランス」の予感がする、しかもPVを観たらメインヒロインがピンク髪で「劣化シィル」だった、キャッチコピーっぽい主人公の台詞「女の涙から逃げないのが俺の美学でね」が信じられないほどダサい、切り捨てて当然だと思っていたのです。ですが、この雑記を書くべく番組情報を再確認していた際、私は気付いてしまったのです。
キャストの中に光るなおちゃ、井上麻里奈さんの名を……。



皆様も宜しければ一緒に楽しんで下さいね^^


2012年4月28日

某新都社作家様は時々ニコニコ動画で生放送配信をされるのですが、最近視聴者数が急激に増加しつつあり、満員で追い出される危険性を考慮した私は、ニコニコ動画のプレミアム会員となりました。おそらくその時の私は酔っていたのだと思います。
たかが五百円、されど五百円。本質的に吝嗇な私はプレミアム月額五百円の元を何とか取りたいと思うに至り、普段ろくに視聴してもいないニコニコ動画を徘徊したのですが、人気動画の大部分は何が面白いのか理解出来ず(意味の把握さえ困難なもの多数)、心から楽しめたものは、AV(アニマルビデオ)とウサミミ仮面と悪魔の燻製講座くらいでした。
そこでふと私は気付きます。
皆様はスマイルプリキュアというアニメ番組を御存知でしょうか。
ここ数年間、年間TV視聴時間の合計が10時間を下回っていた私ですが、自分でも意外に思うほど嵌ってしまったのです。
ネタバレになるので内容の詳細は割愛しますが、要約すると、世界をバッドエンドにしようとする悪人どもを相手にスーパーヒロインなおちゃんがその他4人と一緒に闘うというストーリーで、子供向けアニメと軽んじたりせず、皆様も是非なおちゃんの勇気凛々たる姿に魅せられる幸せに浴して下さい。
話を戻しますが、ニコニコ動画といえばMADなる二次創作が大きな人気ジャンルとなっていまして、先に述べたように私が人気動画を楽しめなかった理由の一つがこれと思われ、つまり二次創作の元ネタが分からず置いてけぼりになっていた、と考えられたのですよ。
だが今は違います。
スマイルプリキュアというか、ぶっちゃけなおちゃんのスマイルだけあればそれでいいんですが、それはともかくスマプリ関連のMADを試しに視聴すると予想は的中、元ネタが分かるだけで驚くほど楽しめ、ちなみに現時点でのお勧めは定規渡りカイジちゃんとキュアメテオシリーズです。
なおちゃんについてはいずれ長々と語る日が来るかもしれませんが、この一連の流れにおいて、私はスマイルプリキュア以外にもう一つ、現在進行形で視聴するアニメと出会ったのです。
この作品は私に大きな衝撃を与えました。
具体的には、創作欲求が喚起されました。
私は「何か創作しよう」と考えてから作品を構築し始めるのであり、原則として「描きたい」という衝動に基づいて描く事はありません(Asakoも戯画バイトも侠もそうなのです)。
その私が、このアニメによって「描きたい」という衝動を抱いたのです。
本来であれば雑記内で当該作品について語るべきところでしょうが、スマイルプリキュアと違ってマイナーでありますので、自重しておきます。
ただ一言、難解にして深遠な架空神話の神々に関するアニメ、とのみ申し上げておきますね^^


2012年4月18日

tory_binです、帰国致しました。
本来であれば、無事帰国致しました、と申し上げるべきところなのでしょうが、両足首の腱に全治6週間の故障を生じ、びっこを、なぜ漢字変換出来ないのか、ともあれBIKKOを引いて這うように蠢く存在になってしまっている現状、客観的に考えて無事とは言いがたいと思われます。

折角渡米したのですから、ここは報告と称した現地体験自慢をせねばならないわけですが、そうですね、まずはチップにまつわる出来事について語らせて頂きたいと思います。
私自身よく分かっていない「チップ」なる異国の風習ですが、恥を晒して日本人の威儀を貶めたりせぬよう、事前にある程度のリサーチを致しました。
調査の結果、チップとは上乗せ消費税というイメージとは異なり、どうやら「サービス」への対価であるらしく、具体的な例を挙げますと、屋台でチーズバーガーを買ってテイクアウトした場合は物品購入だけでサービスが存在しないためにチップは発生しませんが、高級レストランでチーズバーガーを注文し、ウェイターに席へ案内されたりしたような場合はチップが発生するようです。
さて本題に入りますが、私は現地で服を買ったのです。
そのスーパーブランドショップを分かりやすく説明致しますに、まあ日本で言うところの西友みたいな店なのですが、そこの1テナントで服を手に取ってレジに向かうと、齢90を超えているのではないかというようなお婆ちゃんが現れまして、一言も喋らず服をくしゃくしゃに丸めた上で電卓を叩き、それを私の眼前に差し出しました。
【37.62】
つまるところ37ドル62セントというわけで、私は支払いするべく財布を覗き込み、20ドル紙幣を2枚と硬貨で62セントを取り出し、お婆ちゃんに渡します。
「……」
お婆ちゃんは無言のまま私の顔を見上げ、小さく頷き、40ドル62セントをレジの中に仕舞い、私に背を向け、他の仕事をし始め、ちょっと待て。
我が脳内を疑心暗鬼と恥の心、日本国の威信と国際的な積極性、吝嗇、慈愛、FA、勇気といった様々な事柄が駆け巡り、その複雑怪奇な「そうじゃないだろ?」という気持ちを視線の力で強力に伝達したところ、通じたのかお婆ちゃんは振り返り、私と視線を合わせ、しばしの時が流れた後、また視線を外しました。
HAHAHA、ヤンキーゴーホーム。
私はこの3ドル62セントの損失を、未来永劫忘れないと思います。



気を落ち着かせるべく、話題を変えたいと思います。
前回雑記で拙作侠がしばらく休載に近い不定期更新になる、と申し上げましたが、どうやらその予測通りとなりそうです。
約1週間の米国滞在で生じた時間的ロス加え、その期間に蓄積された種々様々な用事の数々を処理せねばならず、それが終わればすぐに五月連休に関する雑多な事柄に手をつけねばならないわけで、余暇の時間をつぎ込んで描いている侠は、余暇の時間が無ければ作業進捗が一気に滞ってしまうのですよ。
この現状を打破する圧倒的なモチベーションがほしい!
だかr



さてさて、先日ニコニコ静画に登校した動画版Asako&Kazuoですが、本日第9〜12話を更新致しました。
今回よりコマ単位ではなく台詞単位での分割形式にし、初回更新分である第1〜8話も同様にリメイク致しましたので、こちらも併せて、改めて御視聴頂ければ、幸甚に存じ上げます^^
2012年4月8日

渡米及び5月連休の為、しばらく休載に近い不定期更新となります。
FAをお描きになる等して宜しくお待ち下さい><

それはさておき、本日ニコニコ静画にデビューしました。
旧作のAsako&KazuoにBGM等を付けたりし、独特の趣が出たと思います。
URLは下記の通りであり、宜しければ御視聴をお願い致します^^

http://seiga.nicovideo.jp/comic/708

2012年4月4日

ここ北陸某所では先週月曜日に今更ながらの積雪がありました。
スタッドレスタイヤの磨耗を気にする若干の吝嗇な人々はもうノーマルタイヤに履き替えていたようで、私は山道で今冬最悪の渋滞に巻き込まれたのです。
登り道に入ってまもなく、視界に飛び込んできたのはガードレールに突っ込んでいる日産キューブで、運転席側のエアバッグが膨らんでいるのを確認した私は、運転者は無事だったようで良かった、と胸を撫で下ろしました。
更に進むと、左斜め前方の水田で軽四が何と仰向けになっており、おそらくは登りながらのカーブでスリップしたため曲がりきれず水田に転落したものと思われ、開けられた運転席側の窓と畦道へ伸びた雪上の足跡を見た私は、運転者は無事脱出したに違いない、と確信し、大きく安堵しました。
そして更に進むと、坂道の頂上手前くらいで、渋滞の原因となっている車を発見しました。
それはノーマルタイヤを履いたレクサスで、センターラインの真上くらいで車体を斜めにし、新雪に乗り上げたタイヤを空転させています。
アクセルを踏む都度タイヤが空転しつつも勢いで30cmくらい前進し、その後坂を滑り落ちるようにやはり30cm程度後退し、そして前進、また後退、下中K→大波動を狙うケン使いが時々このような動きをしますが、100mの移動に20分を要している後続ドライバー達の多くはそのケンを滅殺したいと念じているに違いなく、本来であれば実害を蒙っている私も同様の気持ちを抱くべきなのでしょうが、一番困っている者がそのレクサスに乗っている当人である事を鑑みれば私にはその人を呪う気持ちにとてもなれず、この人が無事でありますようにと祈りながら私は更に15分かけてその横を通過し、積雪の日に下手糞は家から出なければいいのに。



さて、前回の雑記で若干触れさせて頂きました拙作「侠」の妄想声キャストに関しまして、新たな御意見を賜りました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。本題へ入る前に、現時点で脳内固定されてしまった組み合わせを、下記に列挙致します。

イリナ:林原めぐみ(敬称略、以下同)
丁世英:石田彰

正直に申し上げると、私はアニメも吹き替え映画もほとんど視聴しない為、声優さん達に関する基本知識は皆無に近く、組み合わせについて御指摘頂く都度、wikipedia、youtubeあるいはニコニコ動画で情報収集しています。
まずwikipediaで主な出演作品を調べるのですが、そもそも私にとって配役と声優さんが記憶の中で直結する組み合わせといえば、せいぜい伊達スバル=子安武人、まじかる☆ひよりん=籐野らん、くらいのもので、この時点で調査完了となったものは現時点でまだありません。
とはいえ、スレイヤーズを数話とTV版エヴァンゲリオンは視聴した事がありましたので、林原めぐみ、石田彰のお二方については、上記動画サイトを若干視聴するだけで円滑に頭へと沁み込んでくれました。
そして実のところ、この調査自体が予期せぬ私の新娯楽となっているのでして、石田彰さんが一人で老若男女七役を演じているものを拝聴した時には、その素晴らしい技術にディスプレイの前で思わず拍手してしまった程です。
そして今回、新たに上げて頂いた組み合わせは、下記の通りです。

林守信:置鮎龍太郎
江文烈:三木眞一郎
花雪紅:沢城みゆき
アマリア:斎藤千和
劉環環:雪野五月

どうも私はweb検索があまり得手ではないようで、このうち劉環環の雪野五月さんについては、妄想するどころか声を拝聴するところにまですら辿り着けませんでしたので、それ以外の組み合わせについて感想を書き殴らせて頂きたいと思います。

江文烈:三木眞一郎
かなり有名な声優さんらしく、三木眞一郎さんの担当された様々なキャラクターを取りまとめた動画を早々に発見する事が出来ました。それを、目を閉じて声だけ聞いていれば結果は違ったのかもしれませんが、演じるキャラクターの画像と共に視聴していた為、問題が生じてしまいました。
様々な作品、様々なキャラクターは特に接点が無いにも関わらず、なぜか長い金髪の真ん中分けという髪型のイケメンばかりが判で押したかのように次から次へと現れ、悪い言い方をしますと真ん中分けという以外に共通点が無さそうな江文烈を想像してもキャラクターのイメージと声のイメージとが合致してくれず、よく言えば髪型だけ速水もこみちの普通人がモコズキッチンを気取って厨房に立つようなもので、どうにも違和感ばかりが先行してしまったのです。

花雪紅:沢城みゆき
ベテランという年齢ではないにも関わらず長い芸歴をお持ちの実力派らしく、実際に動画サイトで拝聴する限り様々な声を演じ分けておられ、どのようなキャラでも違和感無く演じられるお方と思います、が、これもちょっとした事故と言いますか、最初に観た動画が悪かったようです。
その動画は沢城さんがただひたすら罵倒し続けているという代物であり、非常に辛辣な名演技とは思うのですが、インパクトが強すぎると言いますか、罵倒する時の声ばかりが脳裏に焼きついてしまい、花雪紅が罵倒キャラに変貌しない限り脳内合致は難しいと思われ、それはそれで面白いかもしれませんね。

アマリア:斎藤千和
関連動画を見て、慟哭する演技が素晴らしいと思ったのですが、個人的にアマリアは金切り声で泣き叫ぶというイメージではなかったので、御提示頂いたのに申し訳ないとは思うのですが、私の主観という点でどうしても妄想キャストの固定にまで至らなかったのです。

林守信:置鮎龍太郎
wikipediaで紹介されている主な過去の配役で、知っているものはほとんどありませんでした。動画を調べても、三木眞一郎さんのような個人集積タイプのものは見付けられませんでした。しかし、そんな事はどうでも良いのです。林守信の声は、置鮎龍太郎さんで完全に脳内固定されてしまいました。
こうして目を閉じると、耳にこびりついた林の声が聞こえてくるようで、いや、実際に聞こえているのかもしれず、いやいや確かに聞こえているのであって、聞こえる聞こえる、愛に悩む人々の叫びが、悪に苦しむ人々の嘆きが、だってウサギの耳は長いんだもん。
そう、私の耳には林の声が聞こえ、我が目の奥には愛と正義の使者が参上する様が明瞭に映し出され、万歳、サンリオ万歳、今度マイメロディのDVDを借りてくるよ。

そのようなわけで、現時点での脳内固定キャストは次の通りとなりました。

林守信:置鮎龍太郎(×……鵺野鳴介、○……ウサミミ仮面)
イリナ:林原めぐみ
丁世英:石田彰

最後に、当該御意見をコメント下さった[12085]様に、深く御礼申し上げます^^


2012年3月24日

日頃より拙作「侠」を御愛読下さり、心より御礼申し上げます。
従来より、作品内容については作品内のみで表現するよう努めており、コメント欄での御質問についてはコメント返信にて回答させて頂いておりますが、この度クローズドな方法で御質問頂いた事柄のうち、オープンにすべきと考えられたものがございましたので、既出のものも含めて抜粋し、雑記ページという形で公開する事と致しました。御質問内容の要約及び回答は下記の通りです。



Q1:
tory_binはFA乞食と聞くが、これは事実か。また、どのような場で乞食行為をしているのか。
A1:
FA乞食である事は事実です。
乞食行為の場は「侠」のトップページ、新都社の作者コメント欄、ツイッター、動画配信(配信者側・視聴者側両方)、麻雀等、多岐に及んでいます。

Q2:
新都社本スレッドで、tory_binが過去2ちゃんねるに下記の書き込みをしたとの情報を得たが、これは事実か。

271 名前: 可愛い奥様 [sage] 投稿日: 2006/07/25(火) 21:30:01 ID:Gwn5XbNy
子供には教えられない在宅の仕事している人はいますか。
ここでもよく居る漫画を描く仕事をしています。
男性向けの漫画なので子供が大きくなる前に健全な
ジャンルに移行しようと努力しているのですが(投稿とか)
正直なところ、男性向けはレベルが低いので小遣い稼ぎにでも
続けて行きたいと思っています。
子供にうまく隠しながら続けていくのは難しいですか。

今はまだ小さいので見られても問題ないけどこれからは
どうしたものか。
はー、しかし素人の読者に「上達しない作家」と書かれると
ムカつきますね。イライラ。
雑誌には自分より下手な人ばかりなのにー。


A2:
事実ではありません。
当該文章を私が書いていない事は勿論ですが、そもそも私は、2ちゃんねる掲示板に書き込んだ事自体が、ただの一度もありません。

Q3:
コメント返信の「^^」等、tory_binの文章は不快である。これは意図的なものか。
A3:
コメント返信における語尾の「^^」や「><」は、読者諸兄の不快を惹起する事を意図してのものではありませんが、それらの表記が一部で「煽り」を意味する一種のネットスラングとして扱われている事を、最近知った次第です。
知った以上はこれらの使用を控えるべきかとも考えたのですが、新都社デビュー作品であるAsako&Kazuoのコメント返信以前、私にとっては4年以上愛用し続けた表記であり、これに愛着を抱いているというのが正直な気持ちです。
当該表記に悪意が無い事を鑑み、御理解下さいますよう、お願い申し上げます。
また、当該表記以外の理由で私の文章を不快にお思いである場合ですが、考えてみましたものの抜本的な改善方法は思い至らず、力至りません事を何卒御容赦下さい。



なお、今後このページは今回同様の状況以外にも、私が雑文駄文を書き殴りたくなった時等にも用いるつもりでおりますので、宜しくお付き合い頂ければ幸いです。

いつか書き綴ってみたいテーマとして、本作「侠」の妄想声キャストがあります。
以前新都社編集部で、自作品キャラクターの設定声優さんを公開するというスレッドを見て、非常に羨ましく思った事があり、私も妄想してみたかったのですが、ほとんどアニメを視聴しない私がここ5年間で名を覚えた声優さんは、井上麻里奈さん、西村ちなみさん、田野アサミさん、福圓美里さんの僅か4名に過ぎません。
その為、過去コメント欄で「この声優さんのイメージ」と御指摘頂いたものが、そのまま私自身の脳内設定として定着していまして、現時点では、イリナ……林原めぐみさん、丁世英……石田彰さん、が固定されています。
恥ずかしながらwikipediaで調べたりもしましたが、目を閉じて「リナやカヲルの声か」と思いを馳せれば、自キャラが今までとは別種の躍動感を持った姿で、想像の世界で生きているかのように感じられます。
思っていた以上にこの妄想行為が面白く、更なる楽しみを感受させて頂くべく、もしこのような脳内キャストをイメージして頂けたならば、是非教えて下さいませ。
乱文乱筆、失礼致しました^^


御意見、御感想はこちらへお願い致します。

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